シリーズ平和の礎 はじめに
8月と言えば6日の広島原爆投下の日、9日の長崎原爆投下の日、15日終戦の日と太平洋戦争を意識することが多いと思います。
太平洋戦争と言うとどんなイメージを持っているでしょうか?
私も小学校の時まではあまり意識もなく、かつてあった歴史上の出来事くらいにしか思わず。小学校の時だけ100点を取り続けた歴史のテストで唯一黒星が付いたのが太平洋戦争に関する問題だったこともあり鬼門にも感じていました。
唯一興味があったのは戦艦大和。
父が宇宙戦艦ヤマトが好きだったこともあってなんとなしにかっこいいものというイメージをもっていました。
そんな中2005年、終戦60年の節目の年にNHKの人気番組「その時歴史が動いた」でシリーズ終戦60年と銘打って戦艦大和の特集が放送されたのです。
内心はわくわく、ずっと知らなかった、詳しく理解していなかった戦艦大和の活躍を期待して観た私にとっては衝撃的な内容でした。
日本の象徴として建造された大和は、戦艦から航空機へ変わっていった時代に翻弄されるようにほとんど活躍できぬまま、最期の時を迎えた。
何よりも元乗組員の方々の話が忘れられなくて、以来太平洋戦争について自分なりにいろいろ調べていくことになるのです。
中学校時代に戦艦大和について作文を書いた時、国語の先生から「これで弁論出てみないか?」と言われた。
周りに聞いてみたらみんな太平洋戦争に興味はないし、知りもしない状況にショックを受けていた自分にとっては少しでも知ってもらう機会になるだろうと
そのタイトルが「平和の礎」
実は伯父がつけてくれたタイトルであり、最初は礎の意味もしらないありさまながら、太平洋戦争で戦ってくれた人々は今私たちが生きている平和の礎と呼ばずして何とすると気に入っています。
戦艦大和と共に知ったのは特攻、そして鳥濱トメさん。
このブログシリーズは私が知る太平洋戦争の話を誰かに伝えるための練習、備忘録として始めたいと思います。
読者ができるかわかりませんが、よろしくお願いします。